Winner Certificate
概要
Appleが主催するプログラミングコンテスト、Swift Student Challenge 2026でWinnerに選ばれました。
マイアミ休暇中、アイディアを思いついた瞬間に受賞を確信し、ビーチでコーディングを始めた気管支鏡シミュレーションアプリです。大学3年生の時からSwiftに触れ、iOS/macOSアプリを作ってきて、Appleユーザとして獲得したいタイトルの1つでした。
多忙な日常生活の隙間時間で作ったので、美容室からトイレの中までずっとコード書いてました笑
アプリ概要
| アプリ名 | BronchoQuest |
| プラットフォーム | iPadOS |
| 概要 | 気管支の構造・気管支鏡の役割/メリット/デメリットを学び、気管支鏡をゲーム感覚でシミュレーションできるアプリ |
技術的な特徴
解剖学的な正確さは医学教育アプリとして妥協できない要素でした。そこで、実際のCT画像データから気道モデルを構築しました。
データソース:LIDC-IDRIデータセット(DICOMファイル)
セグメンテーション:3D Slicerを用いて周囲の肺実質から気管支樹を分離し、OBJ形式でメッシュを書き出し
メッシュ最適化:Blenderで非多様体エッジの除去、内腔粘膜の法線再計算、SceneKitの座標系に合わせたスケール調整
フォーマット変換:Reality ConverterでUSDZ形式に変換し、Appleプラットフォームとのネイティブ統合を実現
衝突判定:符号付き距離場(SDF)
最大の技術的課題は、仮想気管支鏡を気道内部に厳密にとどめることでした。
Blender上でPythonスクリプトを用いて符号付き距離場(Signed Distance Field, SDF)を生成しました。2563のボクセルグリッドで、各セルが最寄りの気道壁までの符号付き距離を格納します。
- 負の値 → 気道の内部
- 正の値 → 気道の外部
- ゼロ → 壁面
実行時には隣接する8ボクセルの三線形補間によりサブボクセル精度の距離値を取得し、60FPSでのリアルタイム衝突判定を実現しています。カメラが壁に近づくとSDFの勾配ベクトルが押し戻し、完全にブロックされた場合は壁面に沿って移動を投影することで、実際の気管支鏡が組織表面を滑る挙動を再現しています。
アクセシビリティ
WCAG(Web Content Accessibility Guidelines)とApple HIG(Human Interface Guidelines)のアクセシビリティセクションに定められた基準に対応しています。
さらに、以下の5か国語に対応しています:
アプリ画面
デモ動画
アプリサイト
BronchoQuestの詳細はこちら
https://bronchoquest.koseiw.com →問い合わせ
本アプリに関する取材や導入などのお問い合わせは下記までお願いします。
BronchoQuest@koseiw.com